開催日:2024年5月21日(火)~23日(木)
場所:富山市・高岡市周辺
参加者(8名):山本(水溜),名和野(富谷),伊藤(5/21),芦田(5/22-23),畑,佐野,河野,半田
2年ぶりの同窓会開催は地元愛にあふれる二人のご協力を得て富山で開催し賑やかなタイムスリップの3日間でした.幸い天気もまずまずで劔・立山連山の素晴らしい眺めを連日堪能することができました.たくさんの参加ありがとうございました.

富山駅11:40集合.まずJR富山駅から路面電車を渡ってすぐのところにある水溜さんお勧めの場所に行く.富山駅南北接続記念工事の募金をした人の言葉と名前の入ったプレートが飾ってある.
『立山,劔,白馬,唐松,…永遠の憧憬(卓郎・知都子)』
県立美術館のレストランBiBiBi & JURULiでは伊藤さんも合流しランチを楽しみながら会話が弾む.なぜか体・健康の話になるとみんな饒舌になる.美術館屋上にある「オノマトペ広場」ではモニュメントを囲んでしばし童心に返る.


貸切の小型電動船もみじ(船長+ガイド)で人気の運河クルーズをのんびりゆったり楽しむ.中島閘門では2.5mの水のエレベータを体験する.パナマ運河と同じ方式で完成は昭和9年.岩瀬では富山湾展望台/馬場家などを見学.老舗料亭「松月」にて白エビ会席を堪能する.女将の黒田笑子さんから今日の「白エビの刺身」には50匹,全部で300匹弱の白エビを使ったので数えながら楽しんで食べて欲しいという説明があった.つなぎ無しの白エビの「福団子」は逸品で特に美味しかった.




ホテルの朝食後,劔・立山の景色がいい富山市役所の13F展望台へ.さらに呉羽山展望台へ.今日は晴れて山並み/街並みが良く見える.富山の人が毎日見ている風景だ.
男子4人で尖山へ1時間ちょっとの山歩き.山頂からの劔・立山の景色は絵葉書になる. 13時に立山駅で芦田さんと合流.一緒に称名滝展望台まで歩く.途中の「悪城(あくしろ)の壁」は溶岩でできた絶壁.世界一の一枚岩だそうで圧倒される.この時期ハンノキ滝,称名滝とも雪解け流量が多く轟音が響く.





70歳以上無料の立山博物館に立ち寄る.劔岳山頂で見つかったという実物の「銅錫杖頭附鉄剣」を見ることができたのは収穫であった.立山信仰の色々な曼陀羅図も拝見.博物館横にある立山杉に囲まれた「教算坊」は佐野さんお勧めの場所.ゆったり時間が流れる.
宿泊は湯神子(ゆのみこ)温泉.夕飯前に亡くなった山友3人の追悼法要を行った.水溜さんの先導で皆で読経/唱和を行う.温泉は300年前に見つかり昭和27年に開湯(源泉30度)というから私たちとほぼ同年代だ.なんとなく親密さ/懐かしさを感じる.夕食処にあった額には「花は半開を看 酒は微酔に飲む 此中に大いに佳趣あり」 程々が一番.


佐野さんの車の左後輪タイヤに釘が刺さっているのを河野さんがいつもの(趣味の)『タイヤ点検』で発見し急遽近くのディーラーで修理してもらうことになった.河野さん曰く左路肩の釘を前輪で跳ね上げ後輪に刺さるのは「釘踏みの中で最もよくある事例」だそうです.高速でバーストするなどの大事に至らず良かった.修理の間,代車を借りて摩崖仏で有名な大岩日石寺を拝観する.


後半は高岡周辺を周遊する.高速途中の流杉PAからは毛勝~劔~立山~薬師の大パノラマが得られた.人気の雨晴海岸,歴史の二上山からの景色は絶景である.二上山では佐野さんから中学時代の校内マラソンにまつわる淡いほろ苦いエピソード(前年成績 11位から5位になる快挙達成も…)を聞かせてもらった.


最後は瑞龍寺を巡る.入口で偶然お会いした金岡第2教区長からお寺の由来を聞かせて頂く.大学出にはパンフレット記載内容は省いたとおっしゃった.今も昔も兄弟姉妹は信頼と感謝が一番である.新高岡駅まで送ってもらい解散となる.
「麦熟れて 見るだけの山 輝けり」 ヒロシ
麦秋と田植えが始まったばかりの富山での充実した 3日間を過ごすことができたくさんの新たな思い出を作ることができました. 今回富山愛が溢れるお二人(水溜さん/佐野さん)に企画~実施まで貴重なアドバイスを頂きたいへんお世話になりました.本当にありがとうございました.また次回皆元気に集まれることを期待してやみません.