日時:2004年4月30日(金曜日)
地図:2.5万分の1/小砂川,鳥海山
同行:浅野,半田
報告日:2004/05/05
鉾立からは海を眺めながら鳥海山を登ることができる気持ちのよいルートである. ただし山頂を目指し滑り降りるのであれば東斜面の祓川からのルートが長くて豪快である. 鉾立側からは笙ガ岳などの大斜面を日帰りで楽しむのが一番楽しそうである.

コースタイム:行動時間=3時間/登り標高差550m(鉾立~御浜神社)
大平駐車場0800===鉾立駐車場0838(cont.1150m)—0927夏道終わり —1000御浜神社(cont.1700m)1045—(長坂道/吹浦道分岐点cont.1640m) —1115笙ガ岳北峰北西(cont.1580m)—1140スカイライン路肩駐車場(~1150m)
<行動記録>
鳥海山はこれで6回目となる.今回は鉾立から千蛇谷をつめようと計画する. 鉾立駐車場からはしばらく雪のない夏道(photo1) が続くがすぐに白一面の雪面の登りとなる.(photo2)


南から東方向へ大きく巻くように登りつめると御浜神社/小屋である. 快晴の天気だが風は強く冷たい.ここからは山頂が屏風のように広がり, 手前に鳥海湖のくぼみ,右手に鍋森が望める.(photo3)

この風ではしばらく続く稜線歩き/千蛇谷の登りも厳しそうなので, 時間は早いが下山/滑降に切り替える.(photo4) 笙ガ岳の大斜面は気持ちよさそうである. (photo5) 北部の山稜に取り付いている人が数人おり,大斜面には思い思いのシュプールが見える.


前方に2つの反射板が見えるがこれを目指すと最も南の駐車場近くに下りる. 車は鉾立にあるのでさらに北西方向に進路を取る.しばらく緩斜面が続いていたが ようやく気持ちよい傾斜の斜面が現れる.(photo6) 滑りやすい雪質でもありあっという間に大平山荘と鉾立の中間地点の路肩駐車場に滑り降りた. お昼前に行動が終了した.


<感想>
鉾立からは海を眺めながら鳥海山を登ることができる気持ちのよいルートである. ただし山頂を目指し滑り降りるのであれば東斜面の祓川からのルートが長くて豪快である. 鉾立側からは笙ガ岳などの大斜面を日帰りで楽しむのが一番楽しそうである. 地元の人は昼すぎから登り始めている人もいるくらいである. 今年はかなり雪が少なかったという.
(記録=2004.05.05/半田祐一)