日時:2002年4月29日(月曜日)
地図:2.5万分の1/燧ヶ岳
同行:浅野,長田,半田
報告日:2002/05/03
今年は雪が少ないのか4/27に御池まで林道を開通させていたという. 燧ヶ岳の山スキーはこれが2度目となる.前回はおよそ20年前, 長蔵小屋から登って御池に下った.燧ヶ岳直下の大斜面はいつも魅力的である. 今回も天気に恵まれ気持ちのいいスキーができた.期待を裏切らないところがいい.

コースタイム:行動時間=6時間50分/高度差850m
御池駐車場738—805(cont.1570m)—835(cont.1720m/広沢田代北縁)—915(cont.1830m) —1000(熊沢田代中央)1020—1115燧ヶ岳山頂(cont.2346m/俎)1305 —1330(熊沢田代北西小ピーク)—(御池田代)—1425御池駐車場
<行動記録>
4/28横浜を早朝6時20分出発で桧枝岐には12時ごろ到着となる. まず御池駐車場まで車で上がる.ここにテントを張っている人も多いが, 我々は燧の湯で一風呂浴びて,のんびり七入にテントを張る.
4/29は5時起床,準備をして御池駐車場を出発したのは7時半すぎとなる. シールをつけて歩き始めたが広沢田代への登りは急登ですぐに坪足となる. およそ1時間ほどで広沢田代に出ると,越後方面の山々が顔を見せる. 左手から平ヶ岳,越後三山が続く.大学2年の夏合宿のブッシュ縦走を思い出す.
急登を越えて熊沢田代の小ピーク(cont.1986m)に出ると目の前に優美な燧の姿が迫る (photo1). ここからは残り登り350m.広大な雪面をひたすら登り50分ほどで山頂に到着する. 東北一番の高さでこの360度の眺めは素晴らしい (photo_pm1, pm2).左手に尾瀬沼,尾瀬ヶ原/至仏山, 目の前には柴安嵓のコブ,右手には平ヶ岳/越後三山,後ろは会津駒ケ岳.



1時間半ほど休んで滑降にかかる(photo2). 尾瀬沼に背を向けるように大斜面に回り込む. 広大な斜面,良好な雪質,大きなキャンパスに思い思いのシュプールをつけていく (photo3, photo4). 下りすぎると戻れないのでハイ松の手前で左手にトラバースする. 3つ大きな沢を越えて往路の樹林帯に滑り込む.



熊沢田代の小ピークまで登り返すと今滑り降りてきた斜面にたくさんのシュプール を見ることができる.後半は林間のコースが続く.広沢田代から赤目印に沿って下ると 往路とは違う御池田代に出る夏道をたどることになった.駐車場に到着したのは 14時25分.天気に恵まれいい山スキーツアーを楽しむことができた.

<感想>
今年は雪が少ないのか4/27に御池まで林道を開通させていたという. 燧ヶ岳の山スキーはこれが2度目となる.前回はおよそ20年前, 長蔵小屋から登って御池に下った.燧ヶ岳直下の大斜面はいつも魅力的である. 今回も天気に恵まれ気持ちのいいスキーができた.期待を裏切らないところがいい.(記録=2002.05.03/半田祐一)