白馬大雪渓スキーツアー

日時:2003年5月24日(土曜日)天気:晴れ
地図:2.5万分の1/白馬町
同行:浅野,半田
報告日:2003/06/15

白馬大雪渓は99%山スキー+ボーダーの人達ばかりであった. 10数年前にはピッケル/アイゼンの山屋さんに混じって スキーを担いで登っていたのがはるか昔のようだ.

岩室直下の急登
ルート図 国土地理院WEB地図

コースタイム:行動時間=8.5時間/登り標高差1500m

駐車場710(cont.1230m)—800白馬尻小屋手前 —900(cont.1650m)—1000岩室直下(cont.2050m)—1050(cont.2200m) —1315村営小屋(cont.2700m/大休止)1425—1455白馬尻小屋—1540駐車場

<行動記録>

白馬大雪渓は99%山スキー+ボーダーの人達ばかりであった. 10数年前にはピッケル/アイゼンの山屋さんに混じって スキーを担いで登っていたのがはるか昔のようだ(photo1).

大雪渓登り始めの一服(photo1)

天気に恵まれ快調な雪渓の登りとなる.それでも注意は必要で 上からひとかかえもある雪だるまが転げ落ちてきた.登っていた 山スキーの人にあたりひやりとしたが大事には至らなかったようだ. 落石でなくてよかった(photo2, photo3).

白馬大雪渓中部/今年は雪が多い(photo2)
岩室直下の急登(photo3)

スキーを新調して初めてのシール登行となる.高下駄を履いているような 感覚でスムーズに登ることができる.登行支柱の威力は抜群である. 今まではジグザグで登っていたところが直登できるのが嬉しい. 足は楽になっても息は切れる.100歩ずつ,そして50歩ずつの我慢の登りが続く. 岩室直下の急登はスキーを担いで階段登行となる. なんとか6時間で村営小屋に到着.風はさすがに冷たい.杓子,白馬鑓 の縦走路が手にとるように見える.稜線まであがって眺望を楽しむ.

杓子岳を正面に滑降(photo4)

杓子岳を真正面に見ながら滑降を開始する(photo4). 長い登りの疲れを忘れさせる瞬間である.岩室下の急斜面も今年は雪が 多いのか斜度を感じさせない.いやなクレパスもなくまるでゲレンデ状態である. あっという間に緩斜面となりいつもなら洗濯板の上に石ころを散らしたような斜面も雪が多いので滑りやすい(photo5). 白馬尻から振り返ると逆光の大雪渓が広がっていた(photo6). 新緑と残雪の入り混じった景色を見ながら林道を半ば滑り残りは歩いて猿倉に到着した.(記録=2003.06.15/半田祐一)

ゲレンデを思わせる広い雪面(photo5)
逆光の大斜面/最後の滑りを楽しむ(photo6)
ルート図 →クリックで拡大

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